戌年

過去その他
今年の干支、戌年の和菓子を作りたいと思いながら、なかなか作る暇もなかったのですが、茶道の主菓子用にと作ってみました。
よく丸いお饅頭に耳をつけて犬の顔を書いているのは見るのですが、顔がなくても可愛い犬ができないかと考えて出来たのが、下の写真の薯蕷饅頭の犬です。背中から見た犬です(笑)
耳の茶色は何で出来ているでしょう?
はい、先週和菓子教室で作った利休饅頭の生地です。なので耳は黒糖味。
茶道に持っていったら、「可愛い!」って好評でした。
ただ、食べるのが忍びない・・・そうです(笑)
たしかに。
じょうよ犬.JPG
作り方は簡単です。薯蕷饅頭は教室で作りましたよね。
漉し餡を薯蕷の生地で丸く包餡したら親指と人差し指で輪を作るように上から2か所ぎゅっとくびれさせます。
そうすると丸い形が楕円になり、2か所くびれができます。
コツは蒸すと膨らんでくびれがぼやけるので少し深めに。左右均等にくびれさせたいので、右手でぎゅっとしたら左手でも同じ場所をぎゅっとします。
後は残り生地でしっぽを付けます。耳は利休の生地を丸く(三角かな?)ぺたんこにして水で付けます。
利休饅頭を作るときに生地多めに作って残して冷凍しておくといいですね。
利休の生地がなければ薯蕷の生地にココア混ぜるとかしてもいいんじゃないでしょうか。飾り用だけですし別に膨らまなかったとしてもいいですしね。
で、最初試しにひとつだけ丸いままでくびれなしで作ってみたら、「誰?ネズミ?」ができました。
試作はやっぱり必要ですね。
薯蕷饅頭、遊べます!

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