12月のアゼリア和菓子教室メニュー

ひとつめ、花びら餅。

茶道の裏千家が初釜で出される主菓子です。

いろんな餅生地がありますが、私は米粉ともち粉を混ぜたもっちりなめらかだけど楊枝で切れる生地にしています。

中は白味噌の味噌餡。そして蜜漬けのゴボウが入っているなんとも不思議な和菓子。

こういう和菓子には歴史がありまして、室町時代、宮中で行われた歯固めの儀式から時は流れて形や材料も変わって今の花びら餅となったようです。調べてみると面白いですよ。

不思議な和菓子ですが、花びら餅ファンは多いです。

そしてふたつめは、きみしぐれ。

白餡に卵黄を入れた黄身餡に少しの粉を混ぜ、中餡を包んで蒸すとひび割れた表面に出来上がるんです。

こういう表情、他にない和菓子ですね。

アゼリアカルチャーカレッジの蒸し器はガラスの蓋なので、露取り布巾なしでやってみようかな。

お饅頭に水滴落ちる覚悟でやってみようかな。

その方が中が見えて割れる様子が見えて面白い気がする。

ほんのり卵の風味のする優しい和菓子です。