薯蕷饅頭の反省

アゼリアキッチン
先日は薯蕷饅頭が割れるという大失態をしていまいご迷惑をおかけしました。
翌日、早速割れた山芋で作ってみました。
山芋の水分が少なくすりおろした山芋の粘りが強いため割れたので、
水を入れて柔らかくして作ってみました。
左が粘りの強いまま。右が柔らかくして作ったもの。
左は翌日まで水につけていたこともあって、芋が水を吸い、
昨日ほどではありませんがやはり割れています。
右は水を加えて柔らかくしたので、割れていませんが少し硬い。
こんな時はと、働いていた「かむろ」の社長のところへ飛んで行ってきました。
山芋の硬さの調節はとても難しいといろいろ教えてくださり、
どの硬さがベストかは経験しかないなぁと。
水を足して柔らかくした分、砂糖も足さないと生地が浮かないから硬くなること。
(あ、そうだ、砂糖入れるの忘れてたから硬いんだ。)
硬い芋は水に漬けておくこと(水を吸わせる)。
逆に柔らかい芋だと浮かなかったりすることもあること。
社長からアドバイスいただいて、(社長は私の神です。)
その後、水と砂糖を加えながら何回か作り直していくと、
やっと納得いく生地になりました。
こうなると、皆さんは薯蕷って難しいって思われると思うんですけど、
私も7年ほど教室をしていますが、柔らかくて浮きが悪いかなと思うことはあっても
割れたことは一度もないんです。
ですので、ぜひトライしてみてください!
そこが和菓子の面白さなので。

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